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桑の実に似た木の実@信州

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栃の木が大きくなって3mくらいになった。しかしまだ花は咲かない。栃の木の隣に朴の木を植えた積りで違う木を植えた。これが大きくなって、4-5mになり、枝が垂れて、栃の木に覆い被さるようになったので、脚立に乗って、高枝鋏で切った。切った枝には赤い木の実が付いていたのは切る前から判っていたが、切り落として見たら、こんな実だった。桑の実のようだ。葉っぱは凹んでいない。granmaさんに教えて貰ったネット図鑑で桑の実の項を見ると、葉っぱの凹んでいない桑の木もあるそうな。しかし4-5mにもなる桑の木ってあるのかな?実の着き方が違うようだ、柄が桑のようには長くない。黒くなった実を試しに食べたら、甘くて美味しかった。赤い実は酸っぱくて、硬くて、とても食べられない。

・・・と言う訳でこれはまた宿題です。またまた宿題の答えはgranmaさんに教えて頂いた。コメントをご覧あれ、多謝。負け惜しみを申せば「当らずと言えど遠からず」



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葉っぱはこんな具合。
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脚立の右の幹が桑の実のような実が成る木で。左が栃の木。ピクニックベンチの上のが高枝鋏。
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真中辺りに切取られた残った枝があり、左下に栃の木の天辺がある。

granmaさんに教えられて、「やまぐわ」とググッたら、「山桑」とググルより沢山情報が出て来た。
例えばこれ。
【96】 やまぐわ




山桑をもとむる人の谷を出て      かえる夕に鳴く蚯引かも              (長塚 節) 桑の芽や雪嶺のぞく峡の奥             (水原秋桜子)





落葉高木。
 高さ10mにもなる。日本に野生し、北は北海道から
日本全土、朝鮮、中国、ベトナム、ビルマ、ヒマラヤ、
インドまで分布する。葉身は卵形、切れ込みはいろ
いろで、基部は浅い心形から円形、長さ6~13cm、上
面は無毛、下面には毛がわずかにある。花は4、5月
頃に咲く。「クワイチゴ」は6月~8月に熟し、長さ
10~16mm、赤くなってのち黒くなる。       
 材の心材は黄褐色、辺材は淡黄白色、黄褐色と淡黄
白色のコントラストが見事である。        
 床柱や床板、家具、額縁、三味線の胴、彫刻に用い
る。一般に畑に植えている「クワ」を「ヤマグワ」と
区別するため「カラグワ」(唐桑)、「マグワ」(真
桑)と呼んでいる。「ヤマグワ」は「カラグワ」と比
べ葉の鋸歯が尖っていること、子房に長さ約2.5mmの
花柱が浅く分れていることである。「ヤマグワ」の実
はシロップを作り、のどや胸の病気の薬に使う。醸造
して酒とするが長持はしない。  
http://kino.kokage.cc/mk96.htm
花柱が短い、は合っていますね。
by cassiopeam101 | 2007-07-01 14:53 | 草木の実