SlowDays

稲刈り@信州

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今年の稲刈りを10月13日にやった。昨年は11月に入ってからだったから、随分早い。隣近所のプロの農家はとっくに終えている。

ご覧のようにハサバを三本並べた大豊作!昨年は一本だったか・・・、あっという間に終わった。今年はなかなか終わらず、まだ畦に手刈りの稲束が散乱している、途中でズラカッて、トレンタで帰った。

今年もryouさんご一家には大変お世話になった。刈入れに伴うあれこれの準備をryouさんにして頂き、「陛下」の刈入れ!を楽しんだ。

・・・でも、翌日は太腿、膝、脹脛、・・・に疲れ、だるさが残っていた。

豊作の要因は、猛暑、鶏糞を田起し時に鋤き込んだこと、草取りなどなど・・・。





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刈入れは刈入れ機を使う。具体的にはryouさんが借りて来てくれる。田の持主だったりしたことがあるが、今年は同だか知らない。刈入れ機を田に入れるには四つの角、直線でない部分は先に手で刈り込んでおく必要がある。今年はryouさん一家の二人の息子達がやってくれた。学校で田植え、稲作、稲刈りの実習?があり、あれこれ良く知っている。知っているということとやると言う事は別である。私はよそ様の子供教育、指導には口を出さない、うちの孫だけで沢山、十分だ。

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これはもう一つの角、ああ、もねちゃんも手刈りしている。

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これを見るとryouさん一家総出で稲刈りの図ですね。子供たちが手で刈り、親たちがちょっと濡らした藁で刈った稲束を縛っている。縛り方は藁の端をちょっと捻って縛った藁の下を通して一丁あがり、慣れると早い。  そういう私はこの一家の農作業を眺めて写真を撮っているだけ・・・、「陛下」の稲刈りと言われる所以。

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角と言う角を手で刈り終わったから、では稲刈り機出発、とバタバタを走り出した。今年は一列刈りの手で操作する最も小型のものだ。見送って角を一つ曲がって、長い辺を走って、終わりに近づいた辺りでダウン。歩いて行くと紐が絡まって・・・、とryouさんあれこれ紐のカスを取って、掃除している。故障を眺めるのは私も好きなので、あれこれ口出しする。

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一応手入れしてから、元来た刈り跡を後戻りして、紐の繰り出し具合を確かめる。調子は悪くない。角まで来て、ryouさん力任せにターンする。これは若いから出来る事。後で気づいたのだが、ハンドルにはバイクのようなクラッチが双方についていて、片側ずつクラッチが切れて、ターンできる。キャタピラーの方向転換のようなのだ。

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順調に動作し続ける。束ねるとポロンと稲束が稲刈り機の脇に落ちる。旨く動いていれば、こんなに楽しい事はない。子供は面白がって、後ろをついて行き、稲束を更に脇に避ける。

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ようやく調子が出てきたようだ。南隣のお宅では屋根の破風の塗り直しをしていたが、やりながら、上からああだこうだと忌憚のない感想、ご講評を頂いた。今年は豊作だったからだ。有難い事だ。

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昼休み直前の刈入れ具合。最後の二三周は私がやった「陛下」の刈入れ。

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昼を終えて戻ったら、もうすっかり刈り終えていた、だから「陛下」の刈入れ。ここまでハサバに掛けるのに四時半まで掛った。与一郎さんのハサバの材料を借り、刈り終った田圃に建ててから、稲束をハサバに乗せて、束のお尻を手で叩いて風で落ちないように、しっかり固定する。

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稲束にプックリ稔る米粒。

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紙袋、1袋30kg、で何袋出来るだろうか?後一月楽しみだ。
by cassiopeam101 | 2007-10-13 16:25 | さぎょう