SlowDays

源氏物語/帚木/大塚ひかり訳@ボケた頭

ぼちぼち読んでいる・・・。便所の棚に大塚ひかり訳と源氏物語湖月抄増補とを置いて、なるべく毎度紐解くようにしているが、快便の時はいつまでも座っている訳にはいかない。帚木は第二章で有名な雨夜の品定めが収められている。田辺聖子訳、これどこに仕舞ったかな?、で読んだ時は気付かなかったが、こんなにあれこれの女の話があったかな、と言う印象。因みに光源氏は17歳。
かしこき女の話は全く記憶にない。かしこき女は紫式部を彷彿とさせる設定で男に漢文を教えたり、日常漢語を使ったりしていることが、風邪をひいて、それを直すために極熱の草薬(ごくねちのそうやく)を使っていたことがエピソードにあります。これはニンニクだそうで、
 「あふことの 夜をし隔てぬ 仲ならば ひるまも何か まばゆからまし」
 『逢うことが一夜も隔てぬ仲ならば 昼間だって恥ずかしくない。 好きなら “ひる”(ニンニク)臭くても気にしないはずよ』
なんだって・・・。風邪を治すだけだったのかなァ・・・。

つづく・・・
by cassiopeam101 | 2009-01-06 23:51 | 単なる記憶/メモ