蕎麦のかけ箸さんに
教えて頂き、混まない内にと翌日早速出掛けた。前日の雨もやんだのでチャリンコ。入口を道路の反対側から正面に見据えるとこんな具合。
しかし、道路沿いにちょっと離れると、こんな風で、なかなか気がつかない。
階段を上がって二階の玄関を入ると上り框が廊下につながっている。正面がダイニングキッチン風でダイニングは20畳ほどで椅子とテーブルの部分が半分で残りは一枚板の座卓は二つ。その一つに座って、昼のおまかせを注文。板のフローリングの上に野郎畳、柔道場に敷く縁のない畳、がしいてある。棚には色々商売道具風の品々が飾ってある。
南側のサッシからは隣の住宅が見える。もう一つの座卓は日当たりが良い。
七味、爪楊枝などの小物。調和していますね。
昼のおまかせはご飯、煮物、あげ出汁玉子、漬物、果物、せいろのセット。せいろはあとから出る。
煮物、あげ出汁玉子、ご飯、いずれも美味しい。これらを食べ終わらないうちに蕎麦が出て来た。
食べる前に撮らなきゃ、と慌てたのか、撮ったらこの通りボケている。多分コントラストが足りないところでピント合せをしたのだろう。ボケていないセイロはかけ箸さんの貼絵を参照されたし。ここに
良いのがあった。
肝心の蕎麦の味、これは美味い、冷たい水を潜らせてあってシャキッと締まっている。後で見るように三箇所の産地の蕎麦粉を使っているとか、その香りは分からない。出汁の味がちょっと変わっていて、酸味が混ざっている、かけ箸さんは何か言っていたかな、おや?抽象的な褒め言葉、まあいいか。兎に角、蕎麦、蕎麦汁はすこぶる美味しい。
本日の蕎麦粉の成分はこの通り。
階段の下から玄関を見上げるとこんな風。
あのセイロは大盛りだったかなあ、男には老人でも量が足りない。しかし、味、雰囲気は良い。DKに入る手前左手に別の部屋があり、座卓が三つほどあった。ここも客室に使うらしい。かけ箸さんはここで食べたのかな?いや違う。私と同じ席に座ったようだ。夜のおまかせを食べにまた来よう。ああ、ボケない写真も撮らなきゃ。