膵臓ガン
そうした容態が我々に伝わらなかった時に我々は葉山で楽しく会食した。何となく後ろめたい気持はぬぐえない。状況が判らない時にあれこれネットで調べた。膵臓ガンは厳しい病と知らされたが、やっぱりそうだったのか、と言う感慨にとらわれている。
昨年の終わり頃から神奈川県にある仕事場を長期休職していたらしい。その前に近くに居たのだから、単身赴任の無聊を慰める機会は幾らでもあったのになァ、が残された仲間の一人の繰言。その後九州に帰り、直ったら会おうゼ、と言う話は交わしたらしい。この三月に容態が急変し、五月には帰らぬ人となった。合掌。
仲間のもう一人が序があり五月半ばにお見舞い出来るか、と奥様に問い合わせたら、ご勘弁と言う事だったが、その旅が葬儀に参加する巡りあわせとなった。