一羽しかいない巣を離れて、外を見る。電線に四羽の巣立ちしたばかりと思われる子燕が羽を繕っている。そこへ親燕が来て、電線に止まって餌をやる。右の二羽は子供で、左の一羽は親で餌を与え終えて、身を翻したところか?
餌を与えられた子は羽ばたきの練習?
また親が来る。今度は右の子も羽ばたいて餌をねだる。左の子は向きを変えて、餌をねだる。
親はやっぱり左の子に餌をやる。
交差した時どうなったのか、肉眼では判らない。この連写の写真を見ると、子の向きが交差した時に変わったように見える。親は餌を与えて、飛び去っている。
この駒まで四駒ほどボケているので、残念ながら飛ばす。子の絵では親が追いかけて来た子に空中で餌を与えているらしい。となると親はとまっている子に餌を与える振りをして、ひょいと逃げて、子に取りに来させ、与えた、ということらしい。これは私のこれら一連の駒の解釈である。
これと上の二駒の写真で親が子にどのように餌を与えているのかは判らない。
この画面で飛んでいるのは餌を与えられた子で、画面上の端に僅かに見えるのが飛び去る親の一部であろう。
つまり巣立った子にはまずとまったまま餌を与え、ついで空中で与え、そして多分それから空中で餌の捕り方を教えるのだろう。この部分は私には当然手に負えない。
これは24日の写真で前の電線から100mほど離れた場所。電線に五羽の子供がとまり、親がとまりながら餌をやっているように見える。これらの親子があの親子だと言う証拠はまったくない。ただ、五羽の子供だと言う事で最後に残った一羽の子も飛び出せたのかなァ、と勝手な想像をするだけである。まだ電線にとまり羽根をひらひらさせているのは発育が遅いなァ、と言う気がして、あの親子とは違うようにも思える。
この絵日記を書きながら
子供の育て方の書き込みを思い出した。